「毎日かあさん」西原理恵子氏の娘が告発 浮かび上がる“実録エッセイ”と家族のあり方

公開日: 更新日:

 ここ数年、SNSなどの発達によって「実録エッセイ作品」を目にする機会が増え、一部では家族を作品のネタとして扱うことの問題については度々議論されていたが、この問題について親子関係専門カウンセリングルーム「エムズルーム」代表の三浦くみ子氏に話を聞いた。

■子供に「人との境界線がわからなくなる」影響も

「人には人との間に境界(バウンダリー)というものがあります。漫画や作品のネタにされることで、知らず知らずのうちに無数の他者からその境界を平気で踏み越えられるということになり、自分という人格を確立できないということにもつながります。そして子どもの時から続けられると、人との境界がわからなくなり、さまざまな悪影響を及ぼす可能性も出てくるでしょう」

「毎日かあさん」同様に、同じ境遇の人から共感を得やすく、離婚に必要な手続きや解決方法などの事例を知るのに一役買っているブログやSNS漫画もある。

 ここ数年でインスタグラムなどのSNSで自分で漫画を書いて発信するというスタイルも急増した。子育て系のものから、夫から自立するための奮闘もの、不倫された妻目線の離婚もの、毒親である母との決別や、メシマズ妻との関係性など内容は多岐に渡るが、中には個人が特定されそうな、踏み込み過ぎた内容もあり評価される実録エッセイ作品は、子供や家族などの犠牲によって成り立っている場合もあるという。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  2. 2

    九州国際大付野球部で暴力事件 楠城監督が日刊ゲンダイに明かした「不祥事」への言い分

  3. 3

    渋野日向子が米ツアー「出場かなわず」都落ちも…国内ツアーもまったく期待できない残念データ

  4. 4

    世界陸上マラソンで金メダル谷口浩美さんは年金もらい、炊事洗濯の私生活。通学路の旗振り当番も日課に

  5. 5

    日本ハム伊藤大海が受けた甚大被害 WBC「本当の戦犯」は侍ジャパンのベンチだった!

  1. 6

    高利回りの「個人向け社債」に注目 短期の募集で早い者勝ち

  2. 7

    WBC惨敗は必然だった!井端監督の傲慢姿勢が招いたブルペン崩壊【総集編】

  3. 8

    高市首相が自衛隊派遣めぐり安倍側近と壮絶バトル→「クビ切り宣言」の恐るべき暴走ぶり “粛清連発”も画策か

  4. 9

    政権内で孤立する“裸の高市首相” 「ストレス高じて心因性疾患」を危ぶむ声

  5. 10

    駐車トラブルの柏原崇 畑野浩子と離婚