若ノ勝栄道は“突き押し大関”貴景勝の系譜を継ぐ男 5月場所で満を持しての新入幕

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22歳・湊川部屋・前頭16枚目

 元大関貴景勝の湊川親方がこれと見込んだ、部屋継承後初の新入幕力士だ。

 現役時代の貴景勝に憧れ、同じ埼玉栄高に入学。卒業後は湊川部屋に入門し、引退するまで貴景勝の付け人を続けた。

「アマチュア時代の若ノ勝は四つ相撲がベースだったが、貴景勝は自身と同じ突き押しの方が向いていると見抜き、押し相撲に転向。師匠自ら見いだしてスカウトしたわけではないが、そこは自分を慕って入門してきた力士ですからね。『それならば』と甘えを許さず、徹底的にしごいた。初土俵から所要26場所での新入幕。実力だけを見れば、もっと早く出世してもおかしくはなかった。貴景勝はじっくりと足腰を鍛えてパワーをつけさせ、今場所、満を持しての新入幕となった」(ある親方)

 強烈な当たりと突き押しを得意とした師匠とは異なり、ベテラン大栄翔ばりの回転の速い突っ張りが武器。「今のスタイルで行くなら、もう少し体重が欲しい」とは前出の親方だ。

 師匠からは土俵上だけでなく、オフの過ごし方など公私にわたってアドバイスを受けている。楽しみな若手が出てきた。

▽若ノ勝栄道(わかのしょう・えいどう)
●本名は竹田章一郎
●2003年、宇都宮市出身
●178センチ、145キロ
●最高位は現在
●格闘技好きの両親のもと、幼少期は空手柔道もやっていた

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