安全な社会を創るために…さまざまな活動を行う「社安研」とは?
ほとんどの人は知らないけれど、実はなくてはならない存在
「社安研」という言葉をご存知だろうか。これは略称で、正式名称を「公益財団法人 日工組社会安全研究財団」という。この財団法人は、世のため人のために、幅広くさまざまな活動を行っている。ほとんどの人は知らないけれど、実はなくてはならない存在。そんな社安研について、デスクと記者のコンビがリポートする。
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デスク 改めて思うんだが、最近のパチンコってすごいよねえ。
記者 どうしたんですか、唐突に。
デスク いや、ちょっとパチンコの歴史を調べていたんだよ。そしたら、世の中の進歩の度合いと比べて、パチンコ機の進化はハンパじゃないな、と感じてね。たとえばパチンコ機では1991年に初めてのタイアップ機として羽根物の「オロチョンパⅡ」が登場して、それは河内家菊水丸とのタイアップだった。当時の世相はといえば、ジュリアナ東京がブームで、宮沢りえの写真集「Sant a Fe」が大ベストセラーになった。世の中はそんなに変わってない気がしないかい?
記者 私が生まれる前の話だからなんとも……。
デスク だったら、ここ数年だけを見ても感じられるだろう。液晶が前に飛び出すギミックや台枠の進化。主役である大画面液晶をサポートする音と光の緻密さ。日に日に進化しているようにすら感じるよ。
記者 たしかにそうかもしれない。初めて、もしくは久しぶりにパチンコを打つ人って、みんなものすごく驚くもんね。
デスク では質問だ。この技術の粋を集めたようなマシンを我々が楽しめるのはどうしてだろう。
記者 そりゃ、メーカーさんが全力で作っているからでしょ。
デスク そうだ。楽しい機械を提供している一方で実はその土壌づくりにも取り組んでいる団体がある。それが「社安研」なんだ。
記者 シャアンケン?
パチンコの社会貢献事業の一環として設立
デスク 「公益財団法人日工組社会安全研究財団」、略して社安研だ。パチンコの歴史について調べている中で知ったんだけど、この社安研という法人は非常に重要な役割を担っているんだ。
記者 それってどんな役割なの?
デスク つまりパチンコは庶民の娯楽として、古くから日本全国で人々に楽しみを提供し続けてきただろう。しかし逆に、我々がパチンコを楽しめるのは、それが可能な生活環境があったからこそ、あるからこそ、とも言える。
記者 それは思うよ。安全な社会でしか、パチンコという娯楽は成り立たないってことでしょ。
デスク その安全な社会づくりに一役買っているのが社安研なんだ。発足は1987年だから、39年前。パチンコの社会貢献事業の一環として設立され、以来公共の安全と秩序の維持に寄与することを目的として、さまざまな事業を行ってきた。
社安研の3つの柱
記者 具体的にはどんなことをやってるの?
デスク 大きく分けると研究事業、安全事業、助成事業の3つの柱がある。最近の実績を見てみようか。研究事業ではサイバー犯罪対策、少年問題・非行、薬物乱用、犯罪被害者支援、安全なまちづくり、海外の犯罪対策制度比較などが研究テーマになっている。安全事業ではデジタル世界での子供たちへの性犯罪被害防止を目的とした「社会安全フォーラム」を開催したり「小学生作文コンクール」を行っている。助成事業では2011年から2018年まで続けた「東日本大震災特別助成」のほか、パチンコ依存問題対策をはじめ、さまざまな研究に助成金を支給している。
記者 いいことばかりやってるじゃん。
デスク 子供みたいな感想だなぁ(笑)。と言いながら、僕も調べていて、シンプルに「いいこと」であり「必要なこと」だと感じたよ。いま挙げたのはもちろんごく一部だからね。繰り返しになるけど、すべては「安全で安心な社会を創るため」という理念のもと、もっと幅広く、いろいろな事業が行われているんだ。
記者 そもそも、パチンコそのものが「安全で安心な社会創り」に繋がってるんじゃないかな。私の場合、パチンコホールについてそう感じてるんだけどね。たとえばどのホールも地域のコミュニティーになってる面があるし、私の地元のホールは駅までの数百メートル、毎日ゴミ拾いしてたりもするし。
デスク ホールは地域に根ざしたミクロな視点で、社安研は全国規模のマクロな視点で、共に同じ目的に向かっているということなんじゃないかな。
記者 結論としては、「日工組は安全で安心な機械作り、社安研やホールは安心の街創り」ってことだね!


















