患者さんの困った家族たち…「医師の94%が勧める」ってなに?
先日、北海道で外科医の大きな会合がありました。たくさんの学術的発表の中には、現在の医師の集まりではアルアルの「若い医師にどうすれば自分たちの診療科を目指してもらえるか?」「パワハラ、モラハラでやり玉に挙げられることを恐れながら、どう若い医師をトレーニングすればいいのか?」といった話もありました。
しかし、どんな対策をしても、外科医など増えるはずはありません。外科医はいつも患者さんに文句を言われてばかり。まれに感謝もされますが、蔑まれ、因縁をつけられ、罵倒され、一生涯忘れられないトラウマを受けることもあります。
さすがに、これはヒドイと思ったエピソードを紹介します。ある高齢の患者さんを手術して、経過はすこぶる順調でした。数日して製薬会社の研究部門に勤務するという息子がハワイ旅行から帰ってきて、父親であるその患者さんに面会したあと、「元気がない。ろれつが回っていないような気がする。あんたの手術のせいで、脳の血流が障害されたのではないか」などとインネンをつけてきました。
こっちが懸命にバイパス手術をしている時、患者さんの息子はハワイ旅行! きっとトーダイ卒のエライ人なのでしょう。


















