『ジス・ボーイ』ロッカバラードのリズムに乗った美しい3声のハーモニー
アルバム『パスト・マスターズvol.1』(1988年3月7日発売)④
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■『ジス・ボーイ』
今回は「♪ツツツ・タツツ」というロッカバラードのリズムに乗って、ジョン、ポール、ジョージの見事なハーモニーを聴かせる2曲をご紹介。
「ビートルズとは、つまるところコーラスグループである」という(暴)論を主張している本連載執筆者としては、舌なめずりするほど好きな2曲でもある。
まずは『ジス・ボーイ』。大昔「こいつ」という邦題が付いていた。シングル『抱きしめたい』(63年)のB面。「抱きしめたい/こいつ」というシングルジャケットに見覚えのある人も多いだろう。今はてっきり「ディス・ボーイ」と思いきや、ユニバーサルミュージックの公式サイトでは「ジス」だった。
とろけるほど美しい3声のハーモニー。ジョンのリードボーカルと、ポール、ジョージのコーラスとの間に音量差がなく、いかにもビートルズという感じの、民主主義的(?)コーラスとなる。
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