著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学 家政学部准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【エノキ】朝、味噌汁と一緒に食べたい…腸内環境を整えて免疫と体内時計にも関与

公開日: 更新日:

 鍋料理や味噌汁、炒め物に並ぶ「エノキ」。正式名は「エノキタケ」で、もともと野生種が「榎(えのき)」に生えていたことが名の由来とされます。店頭で見る白く細長い姿は、日光を当てずに栽培されたもので、本来は茶色くかさの大きいきのこなのです。

 野生種は古くから食用されていましたが、1928年の森本彦三郎の記事を機に長野でビン栽培が広まり、現在も同県が全国シェア約6割を占めます。

 価格が手頃で「節約食材」の印象が強いエノキですが、栄養面でも見直したい食材のひとつ。特に豊富なのが食物繊維で、水溶性・不溶性の両方を含みます。食物繊維は腸内細菌のエサとなるので、腸内環境を整える働きが期待されています。近年では、腸内環境が便通だけでなく、免疫や体内時計の働きとも関わることがわかってきているので注目の食材と言えるでしょう。

 きのこ類には「エルゴチオネイン」というアミノ酸の一種も含まれています。抗酸化作用を持つ成分として研究が進められている成分で、ヒトの体内で合成できないため、食事から取る必要があります。また、エノキには塩分を体内から出す作用のあるカリウムも含まれていて、塩分を取り過ぎがちな現代人の食生活を支える食材としても役立ちますね!

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒