【エノキ】朝、味噌汁と一緒に食べたい…腸内環境を整えて免疫と体内時計にも関与
鍋料理や味噌汁、炒め物に並ぶ「エノキ」。正式名は「エノキタケ」で、もともと野生種が「榎(えのき)」に生えていたことが名の由来とされます。店頭で見る白く細長い姿は、日光を当てずに栽培されたもので、本来は茶色くかさの大きいきのこなのです。
野生種は古くから食用されていましたが、1928年の森本彦三郎の記事を機に長野でビン栽培が広まり、現在も同県が全国シェア約6割を占めます。
価格が手頃で「節約食材」の印象が強いエノキですが、栄養面でも見直したい食材のひとつ。特に豊富なのが食物繊維で、水溶性・不溶性の両方を含みます。食物繊維は腸内細菌のエサとなるので、腸内環境を整える働きが期待されています。近年では、腸内環境が便通だけでなく、免疫や体内時計の働きとも関わることがわかってきているので注目の食材と言えるでしょう。
きのこ類には「エルゴチオネイン」というアミノ酸の一種も含まれています。抗酸化作用を持つ成分として研究が進められている成分で、ヒトの体内で合成できないため、食事から取る必要があります。また、エノキには塩分を体内から出す作用のあるカリウムも含まれていて、塩分を取り過ぎがちな現代人の食生活を支える食材としても役立ちますね!


















