「トイレで倒れていた」はよくある話…お通じがいい人は転びにくいって本当?

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「お通じ」と「転倒」。このふたつが関係していると聞くと、ちょっと意外に感じるかもしれない。でも、ここで関係しているのは、“足”ではなく、トイレでいきむときの、体の反応です。柔道整復師の福嶋尊氏の新刊「ストレスゼロで一生歩ける!5ミリの壁体操」(サンクチュアリ出版)では、「体操」と「生活習慣」で転倒ゼロにする秘訣も紹介しています。今回は、「お通じがいい人は転びにくい」のはなぜかをテーマに福嶋氏が解説しています。(本文は新刊から一部抜粋、再編集しています)

  ◇  ◇  ◇

 お通じが悪いと、私たちは無意識に息を止めて、お腹にぐっと力を入れます。顔が赤くなるくらい、力んだことはありませんか?

 あのとき、体の中では血の巡りが一時的に変わります。急に力を入れることで、頭に行く血の量が減り、低血圧状態になります。そして、便が出たあと、ほっとして立ち上がった瞬間。足に力が入らなかったり、めまいでふらっとして転んでしまったりなんてことも……。

 実は医療や介護の現場では、「トイレに行ったまま戻ってこないので見に行ったら、倒れていた」ということも珍しくないんです。だからこそ、便をためこまないことも、立派な転倒予防です!

 腸内環境がよくなると、歩行速度・バランス能力が上がるという研究もあります。「出にくいな」と感じたら、水分を少し多めに取る。食物繊維のある食事を意識する。それで出れば苦労しない……というのがお通じ。そこでおすすめしているのが「腸もみ体操」です。朝起きたら1分やるだけで、快適な1日がスタートできます!

①立った状態で、おへそに手を当てる

②おへそを中心に、時計回りに大きく「の」の字を描くように手を回す

 これをだいたい10回くらいくり返せばOKです。強く押す必要はありません。

 お腹が1〜2センチ沈むくらいの力加減で、ゆっくり呼吸しながら、やさしく動かします。お腹に触れて「ここだけ硬い」「ズーンと重い」と感じたら、そこは腸の動きが鈍くなっている部分。出口へ運ぶイメージで、丁寧にほぐしていきましょう。

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