中川大志もう“福士蒼汰似”とは言わせない!「畠山の乱」気迫の演技に“大河主演待望論”

公開日: 更新日:

 主役の義時を演じる小栗は、重忠を演じる中川よりも15歳年上の39歳。中川にとっては大先輩ではあるが、一歩も譲らない鬼気迫る中川の演技に、冒頭のような《この若さでこの演技力!》と称賛の声が集まったというワケ。

「畠山の乱」を見て落涙したというドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏は、こう話す。

「義時との一騎打ちの迫力も忘れられませんが、義時にとどめを刺さずに馬に乗り、去って行くシーンの重忠の表情が秀逸でした。濃い緑を少し見回す様子は、この世の美しきものに心からの別れを告げていたようで……その後、少しほほ笑んでいるようにも、すべてを達観したようにも見える顔で出番を終えた。あの若さであの表現力は本当に素晴らしい」

■24歳ですでにNHK大河の常連

 子役時代から活躍していた中川は、大河出演は「鎌倉殿」で4回目。過去の出演作は「江~姫たちの戦国~」(2011年)、「平清盛」(2012年)、「真田丸」(2016年)。24歳という若さですでに大河の常連の中川に、《近いうちに中川大志主演の大河を》と“主演待望論”も白熱している。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」