森七菜の1stアルバム不発で女優・歌手の“二刀流”に黄色信号 上白石萌音と分かれた明暗

公開日: 更新日:

■両立は難しい

「女優が売れたタイミングで、歌手活動をスタートするのはよくあることですが、やはり女優としての人気だけでは長続きしない傾向にあります。しっかりした歌唱力をもつ柴咲コウは息が長く、歌手としても代表曲がありますが、ネットの声にある剛力さんはあまりの歌唱力のひどさに歌手デビューは『黒歴史』扱いされ、結果的に4thシングルで活動がストップしています」(芸能事務所関係者)

 実際、剛力は「歌手活動に専念する」と宣言したが、その後、女優業に復帰。女優としても歌手としても中途半端な結果となっている。

「森さんと同じく新海誠作品をきっかけにブレークを果たした上白石萌音さんは、元中学の音楽教師である母の影響もあり、デビュー当時から歌唱力に定評がありました。『ダディ・ロング・レッグズ』や『千と千尋の神隠し』などのミュージカルにもコンスタントに出演し、演技力と歌唱力を研さんしながらキャリアを積んでいる。理想的な形だと思います」(前出の芸能事務所関係者)

 女優が行う歌手活動には、女優ならではの「表現力」も求められる。森の歌は歌唱力以前に、棒読み歌いにも聞こえてしまう表現力不足を克服する必要がありそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲