聖隷クリストファーのプロ注目左腕は「大学進学」揺るがず…田中監督が明かした親子の事情
田中公隆(聖隷クリストファー/静岡/52歳)
きょう6日に佐野日大(栃木)と対戦する聖隷クリストファー(静岡)の田中公隆監督は大阪出身の情報科教諭。母校・大阪桐蔭の西谷浩一監督の下で10年間コーチを務めた後、福井工大福井で8年間、コーチと監督を歴任。2021年から聖隷で上村敏正前監督(現校長)を副部長として支え、今春から指揮を執ると、就任約4カ月で2年連続の甲子園出場を果たした。聖隷の監督に就任した経緯やプロ注目左腕・高部陸の進路、浜松商(静岡)を春夏7度甲子園に導いた上村前監督からチームを託された重圧などについて聞いた。
──大阪桐蔭を離れ、福井へ移った経緯は。
「たまたまご縁があったからです。大学時代(福井工大)を過ごしたなじみのある土地ですし。妻も福井出身なので、新天地で頑張ろうと決めました」
──ご自身は大阪桐蔭OB。ゆくゆくは自分で指揮を執りたいという気持ちはありましたか。
「それはなかったですね。はい」
──聖隷に来た経緯は?ご家族も静岡へ?
「福井を退職することが決まっていた時に、上村先生から声をかけていただきました。後継者として呼ばれたわけではなく、私が困っている時に拾っていただいた、という感じです。家族は福井に残してきました。なかなか帰れず、年に1回会えるかどうか」
──西谷監督、上村前監督から学んだことは。
「それぞれたくさんありますが、共通しているのは、生徒をしっかり観察して指導することです。いろいろな生徒がいる中で、一人一人の特色をつかみ、その子に合った指導を、とことん粘り強く続ける。そこは、やはりすごいと思います」
──ところで、エース高部はプロから注目されていますが、進学の意思は変わりませんか。


















