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黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

半導体・AI相場は終わったか? 納戸が「納戸ビル」へ進化している?

公開日: 更新日:

「それでも地球は回っている」

 ガリレオ・ガリレイの有名な言葉だ。

 本人の口から発せられたかは諸説あるが、地動説を唱える科学者としての最後の意地でもあったのだろう。

 命と引き換えに教会の軍門に下り、自らの説を公式には否定させられたその無念と屈辱。先人のこの行動は後世を生きる人間の胸を強く打つものである。

 株式市場は大いに荒れている。半導体・AI関連株が暴落しているからだ。代表的なのはキオクシアHD。高値から1カ月で約半値になっており、「バブルは崩壊した」ともっぱらだ。

 だが、世界で引く手あまたとなっているこのキオクシアHDの半導体。前身は東芝メモリであり、1980年代後半に「NAND型」というフラッシュメモリーを開発した。現在のAI時代に“大容量のメモリー”として圧倒的な存在価値を発揮し、平面から立体へとその姿を変えようとしている。

 昔の単なる物置である「納戸」が、立体構造を持った巨大な「納戸ビル」へと進化しようとしているのだ。

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