「ザ・トラベルナース」視聴率好調も岡田将生の存在感が薄いナゼ…主演は中井貴一?

公開日: 更新日:

岡田将生と中井貴一のダブル主演だっけ?

 だが、前出の山下真夏氏は「その意見は分からなくもないです。私も途中まで見て《あれ、岡田さんと中井さんのダブル主演だっけ?》と番組HPを再確認してしまいましたからね」と前置きして、こう続ける。

「確かに初回は中井さんの見せ場が多かった。ただ岡田さんもここ数年で演技に磨きをかけ、イケメン枠を飛び出した演技派です。2018年放送のNHKドラマ『昭和元禄落語心中』では凄みのある演技を、また、仏カンヌ、米アカデミーで受賞した映画『ドライブ・マイ・カー』でのどこに本音があるか分からない青年役の演技は素晴らしく、映画ファンから《影の主役は岡田さんだよね》なんて声も出たほど。2話目からはもっと視聴者の目を引きつけるでしょう」

 そもそも初回はどうしても主要な登場人物の説明的な場面が多くなってしまう。「ザ・トラベルナース」もしかり。

「そのせいか初回を見た感じでは、『ドクターX』ほどのすっきり爽快感がなかったような気もします。また、中井さん演じる九鬼が患者と目と目で会話する様子が、《もしかして超能力?》なんてちょっと気になってしまったり……まだ九鬼の背景が明かされてないので分かりませんが、急にスピリチュアルな展開になったりしたら戸惑うなと」(スポーツ紙芸能デスク)

 何となく不安が残りつつも、「ドクターX」シリーズを大ヒットさせ、視聴者のニーズを知り尽くした中園氏とテレ朝のタッグ。抜群の安心感を武器に、今後どんどん視聴者を夢中にさせるに違いない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    悠仁さまは推薦入学で東大を目指すも…名門・筑波大付属高校が持つ「4人」の枠に入れるのか?

    悠仁さまは推薦入学で東大を目指すも…名門・筑波大付属高校が持つ「4人」の枠に入れるのか?

  2. 2
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 4
    巨人の得点圏打率.186は12球団最低…チャンスに滅法弱く、立場が危うくなった打者3人の名前

    巨人の得点圏打率.186は12球団最低…チャンスに滅法弱く、立場が危うくなった打者3人の名前

  5. 5
    どちらが“将来の天皇”の注目度 愛子さまは園遊会で猫談義、悠仁さまは玉川大訪問が話題に

    どちらが“将来の天皇”の注目度 愛子さまは園遊会で猫談義、悠仁さまは玉川大訪問が話題に

  1. 6
    「アンメット」の“三瓶先生”にハマる視聴者続出!杉咲花も惚れた若葉竜也「無愛想な魅力」の原点

    「アンメット」の“三瓶先生”にハマる視聴者続出!杉咲花も惚れた若葉竜也「無愛想な魅力」の原点

  2. 7
    阪神・岡田監督が密かに温めていた「藤浪獲得プラン」が消滅していた…

    阪神・岡田監督が密かに温めていた「藤浪獲得プラン」が消滅していた…

  3. 8
    阪神・大山悠輔「4年16億円」争奪戦勃発に現実味…評価を押し上げた「目に見える数字」以上の価値

    阪神・大山悠輔「4年16億円」争奪戦勃発に現実味…評価を押し上げた「目に見える数字」以上の価値

  4. 9
    小池都知事の公約「築地は守る」どこへ? 食のテーマパーク機能を有する市場のはずが“多目的スタジアム”に巨人が移転?

    小池都知事の公約「築地は守る」どこへ? 食のテーマパーク機能を有する市場のはずが“多目的スタジアム”に巨人が移転?

  5. 10
    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽