私も辞めた口だけど…ジャニーズ“ゴタゴタのもと”はジャニー喜多川氏が亡くなったこと

公開日: 更新日:

 私も辞めた口だけど、それにしても今回のジャニーズ事務所内の動きは物凄い。昔は移籍後は前の事務所より強い事務所に行かないと干されて、実力がなければ、そのまま潰されたものだ。郷ひろみだってシブがき隊だってもがいた時期はある。アイドル以外でも爆笑問題も2年ぐらいは干された。

 しかし、いつしか事務所より“ファンの力”の方が強くなり、干したところで完全には潰れないどころか、%も取られないし、理不尽なことにも巻き込まれないしイキイキと活動。田原俊彦のコンサートは常に満員で、なかなかチケットが取れないほどだ。そして今やバラエティーや歌番組に戻ってきている。

 今回のタッキーをはじめさまざまなゴタゴタのもとは、やはりジャニー喜多川氏が亡くなったことが大きい。みんなジャニーさんが好きだった。ロサンゼルス生まれ、アメリカのショービジネスに魅せられ、たくさんのヒット曲、オリジナルミュージカルも作った。いつの時代でもスター性のある子を見つけ育てた。裕福な家庭の子も貧しい子も関係ない。身長が少し小さめの、がんばる子が好きだった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾