私も辞めた口だけど…ジャニーズ“ゴタゴタのもと”はジャニー喜多川氏が亡くなったこと

公開日: 更新日:

 私も辞めた口だけど、それにしても今回のジャニーズ事務所内の動きは物凄い。昔は移籍後は前の事務所より強い事務所に行かないと干されて、実力がなければ、そのまま潰されたものだ。郷ひろみだってシブがき隊だってもがいた時期はある。アイドル以外でも爆笑問題も2年ぐらいは干された。

 しかし、いつしか事務所より“ファンの力”の方が強くなり、干したところで完全には潰れないどころか、%も取られないし、理不尽なことにも巻き込まれないしイキイキと活動。田原俊彦のコンサートは常に満員で、なかなかチケットが取れないほどだ。そして今やバラエティーや歌番組に戻ってきている。

 今回のタッキーをはじめさまざまなゴタゴタのもとは、やはりジャニー喜多川氏が亡くなったことが大きい。みんなジャニーさんが好きだった。ロサンゼルス生まれ、アメリカのショービジネスに魅せられ、たくさんのヒット曲、オリジナルミュージカルも作った。いつの時代でもスター性のある子を見つけ育てた。裕福な家庭の子も貧しい子も関係ない。身長が少し小さめの、がんばる子が好きだった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?