私も辞めた口だけど…ジャニーズ“ゴタゴタのもと”はジャニー喜多川氏が亡くなったこと

公開日: 更新日:

 私も辞めた口だけど、それにしても今回のジャニーズ事務所内の動きは物凄い。昔は移籍後は前の事務所より強い事務所に行かないと干されて、実力がなければ、そのまま潰されたものだ。郷ひろみだってシブがき隊だってもがいた時期はある。アイドル以外でも爆笑問題も2年ぐらいは干された。

 しかし、いつしか事務所より“ファンの力”の方が強くなり、干したところで完全には潰れないどころか、%も取られないし、理不尽なことにも巻き込まれないしイキイキと活動。田原俊彦のコンサートは常に満員で、なかなかチケットが取れないほどだ。そして今やバラエティーや歌番組に戻ってきている。

 今回のタッキーをはじめさまざまなゴタゴタのもとは、やはりジャニー喜多川氏が亡くなったことが大きい。みんなジャニーさんが好きだった。ロサンゼルス生まれ、アメリカのショービジネスに魅せられ、たくさんのヒット曲、オリジナルミュージカルも作った。いつの時代でもスター性のある子を見つけ育てた。裕福な家庭の子も貧しい子も関係ない。身長が少し小さめの、がんばる子が好きだった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方