「塩梅屋冷や汁 料理人季蔵捕物控」和田はつ子著|絶品料理と島帰りの娘を巡る捕物劇

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「塩梅屋冷や汁 料理人季蔵捕物控」和田はつ子著

 季蔵が営む一膳飯屋「塩梅屋」では、魚の油煮を用いた昼賄いの「冷や汁」が人気で、昼時には行列ができるほどだ。そんな中、猟師・又二から夏場にはあまり出回らない野鳥が大量に持ち込まれ、季蔵は料理法を試行錯誤。一方、冷や汁を食べにきた同心の妻・お美代が霊岸島に行くという。7年前に父親殺しで島送りになった大店の娘・お千賀が許され八丈島から戻ってくるらしい。お美代は、岡っ引きだった父親から若い女が素直に罪を認めたときには真の下手人をかばっていることを疑えと聞いていた。お美代が霊岸島に真の下手人がお千賀を出迎えに来ているのではとにらんでいるようで、季蔵は同行することに。

 北町奉行に仕える隠れ者(密偵)を裏稼業にする季蔵を主人公に描く人気時代シリーズ最新刊。 (角川春樹事務所 880円)

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