(3)自動車「次は中古でいい」が増加中 高すぎる新車価格、機能の充実化も負担に
「次も新車で買う」。そんな当たり前が、じわじわ崩れ始めている。
市場調査会社のインテージが毎月60万人超から回答を集める、自動車に関する調査「Car-kit(R)」で、「次に買いたい車」を確認すると、中古車の比率は年々上昇している。2018年時点では25%だった中古車意向は、26年4月には32%まで伸びた。
理由はシンプルで、新車が高すぎるのだ。
もちろん、新車の納期長期化で仕方なく中古車を購入するケースもある。とはいえ、その人たちは最初から中古車を希望しているわけではないため、「次は中古車を買いたい」人たちとは異なる。
購入者が実際に支払った平均価格(車両本体価格+オプション価格。値引き額を除く)を見ると、新車は17年の294万円から26年には362万円まで上昇。約10年で実に68万円の値上がりである。
そのためかつては200万円台でも車選びに十分な選択肢があったが、いまやそれが300万円台、400万円台に突入。軽自動車でも200万円級は珍しくなく、家計にとって車はますます重い買い物になった。
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