戸田恵梨香がついに踏み込んだ! 加速するドラマ&映画界の“過剰コンプラ”に苦言の背景

公開日: 更新日:

 女優の戸田恵梨香(34)が、昨年秋から仕事をセーブして以来、久々に出演した番組で、ドラマ映画界を取り巻くコンプライアンスについて苦言を呈し、話題になっている。戸田は「ボクらの時代」(13日放送=フジテレビ系)に出演。こう発言した。

〈ドラマとか映画の世界にたくさんのコンプライアンスができてしまったのが一番くやしいです。ヤクザのお話なのに、ヤクザがシートベルトをする。なんだ、その手間みたいな〉

〈コンプライアンスを守ってたら限界がくるわけじゃないですか。お芝居、役者をやり続けられるんだろうかって、自問自答するんですよね〉

 演者自身がここまでコンプライアンスについて踏み込んだ発言をするのは異例。発売中の「週刊新潮」でも、彼女はもともと大竹しのぶに憧れて女優を目指したので、演技には一家言あること。そして、現在のドラマでは、刑事はたばこを吸わず、発砲シーンもなく、テレビ局が自主規制していることなど、ドラマを取り巻く現状が紹介されている。

 戸田恵梨香をめぐっては、昨年7月期に、「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」(日本テレビ系)で永野芽郁(23)とダブル主演を務め、好評を博していた。しかし、その10月には、12月にクランクイン予定の映画と2022年4月スタートの主演ドラマを連続降板していたとスポーツ紙に報じられた。当時は、20年末に結婚した松坂桃李(34)との間の“妊娠説”、そして“体調不良説”“精神的に不安定”といったものまで取り沙汰された。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  3. 3

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 4

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  5. 5

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  1. 6

    「台湾有事」発言から1カ月、中国軍機が空自機にレーダー照射…高市首相の“場当たり”に外交・防衛官僚が苦悶

  2. 7

    高市首相の台湾有事発言は意図的だった? 元経産官僚が1年以上前に指摘「恐ろしい予言」がSNSで話題

  3. 8

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  4. 9

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  5. 10

    高市政権の「極右化」止まらず…維新が参政党に急接近、さらなる右旋回の“ブースト役”に