戸田恵梨香がついに踏み込んだ! 加速するドラマ&映画界の“過剰コンプラ”に苦言の背景

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「人気女優の実質的な突然の活動停止に、一斉に注目が集まったのです。完璧主義で職人肌の戸田さんは、現在、20代の若手女優からの人気が高く、“目標とする女優さんは?”と聞くと、よく名前の挙がる一人で、業界からの支持も高いですから」(雑誌関係者)

■クレームを恐れ、萎縮するテレビの現場

 今回の発言を受け、「引退への思い」かと書き立てたメディアもあるが、その胸中には、昨今のドラマ映画をめぐる“コンプラ至上主義”への割り切れない思いがあったのだろうか。芸能ジャーナリストの城下尊之氏はこう話す。

「“ヤクザがシートベルト”とは言い得て妙ですね。しかし、映画はまだしも、地上波のドラマでは、たばこを吸うシーンなどもほとんどなく、現場は、コンプラですっかり萎縮してしまっています。口には出せないけど、胸の内で思っている関係者は多いはずで、よくぞ言ってくれたというところでしょうか。どこに地雷があるかもわからないため、過剰にコンプラに配慮するのは、スポンサーにクレームが行き、降りられてしまうことをテレビ局が恐れているからです。“痛みも伴う笑い”など、バラエティー番組ではすっかり『悪ノリ』は影を潜めてしまいましたが、ハッキリとフィクションとうたっているドラマの世界でも、ますますこうした現象は、加速しているように見えます」

 戸田が危惧する通り、このままではますますテレビがつまらなくなってしまいかねない。

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