眞子さんは何があっても日本に帰国しないのか…待たれる秋篠宮さまとの父娘関係修復

公開日: 更新日:

 秋篠宮さまは11月の記者会見で、眞子さんや小室さんに関する質問に答えを控えた。それが眞子さんたちの希望だからという理由だったが、そこからは、今も親子関係がしっくりいってないことがうかがえる。

 そのことが眞子さん夫婦に跳ね返ってこないとは言い切れない。例えば、小室圭さんの父方の祖父は亡くなっているが、母方の祖父はまだ健在だ。ただ80歳を越えていて、いつ不幸があるとも限らない。父親が自殺した後、この祖父が圭さんの父親代わりになったといわれたほどだから、もしもの時は小室圭さんが帰国しないわけにはいかないだろう。今は小室家の一員となった眞子さんも同じだ。当然、2人が帰国すればマスコミは追い回すだろう。30億円かけて改修工事を終えた秋篠宮邸に滞在できればいいが、そうすればまたあらぬことを書かれてしまう。帰国しても帰国しなくてもいばらの道になってしまう。

 これは皇室も同じだ。上皇ご夫妻は初孫の眞子さんのことを常に大切に思ってこられたといわれ、まして眞子さんの結婚を裁可したのは上皇さまである。仮に皇室に大きな出来事が起きた場合、帰国しなければ不義理したことが生涯ついてまわる。小室さんはともかく、眞子さんは帰らないわけにはいかないだろう。そうなればやはりマスコミに追いかけられて嫌な思いをしなければならない。

 それでも眞子さんは佳子さまとは再会できるのだから、無理してでも帰国するのだろうか。

■待たれる秋篠宮さまとの親子関係修復

 その佳子さまについて、誕生日会見で秋篠宮さまが、なにかアドバイスすることはあるかと尋ねられて、こう述べられている。

「彼女はどこかであいさつをするときに、原稿を見てくれとか、それに対して私がコメントすると、そういうことです」

 これだけである。まあまあの関係ではと思わせる節もあるが、親子が同居しているのにこの程度しかおっしゃられないというのも不思議だ。眞子さんとの関係ほどひどくはないが、佳子さまともあまり会話がないのだろう。こんなことも言われているという。

「今の佳子さまは公務を怒涛のように増やしています。最初は、内親王として自覚を新たにしたのかと思われたのですが、両親との関係が今もうまくいっておらず、できるだけ秋篠宮邸にいたくないのかもしれません。つまり、公務を増やしているのは両親と一緒にいたくないからではと言われています」(皇室記者)

 こうなった原因は、いったいどこにあるのだろうか。

 誕生日会見で秋篠宮さまがSNSについて述べられたことがヒントになるのかもしれない。

 昨年の会見で、眞子さんの結婚をめぐってバッシングを受けたことで、その対抗策としてSNSを使うことや反論の基準を作る必要があると述べられた。ところが今回の会見で、自分でやってみると「なかなか難しいなと思っております」と軌道修正したのである。一般人ならともかく、皇嗣が、やってみたらできませんでしたでは、納得できない人もいるのではないか。

 そして同じことが秋篠宮家の中でも起こっても不思議ではない。例えば、秋篠宮さまが当主として「いいよ」と言われたことが、途中で紀子さまの反対でウヤムヤになってしまうようなことだ。眞子さんの結婚でもそうだ。最後まで支えてくれると信じた父親の言葉がゆらげば、娘は途中で見放されたと思うだろう。

 ただ今回の殿下らしい記者会見から、秋篠宮さまが親子関係の修復に動くのではないかと予感させる。 (つづく)



◆本コラム待望の書籍化!大幅加筆し、好評発売中!

マコクライシス 『眞子さんの乱』で見えた皇室の危機

奥野修司著(日刊現代・講談社 1540円)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  4. 4

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  5. 5

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  1. 6

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  2. 7

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  3. 8

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  4. 9

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  5. 10

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  2. 2

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 8

    ソフトバンクに「スタメン定着後すぐアラサー」の悪循環…来季も“全員揃わない年”にならないか

  4. 9

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  5. 10

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明