眞子さまと秋篠宮さまは、直接会話のない冷え切った関係のままでいいのか

公開日: 更新日:

 さる11月30日に57歳の誕生日を迎えられた秋篠宮さまは、それに先立つ記者会見で3人のお子さまへの思いなどを語った。

 全体の印象は、メディアからすれば「曖昧でつまらない内容」だったが、逆にこれまでの会見とは違い、いかにも殿下らしい発言だったのではないか。つまりこういうことだ。これまでの秋篠宮さまの会見といえば、大嘗祭の費用に疑問を呈したり、皇太子さま(現・天皇)の人格否定発言に苦言を呈したりと、口が滑ったのか意図的なのかは分からないが、対立を煽るような発言が少なからずあった。しかし今回の会見ではそういった発言がまったくなかったということで「つまらない内容だった」が、本来、皇族の発言とはそういうものだろう。皇族の中でも天皇や皇太子(皇嗣)の発言は重く受け止められる。政治的意図がなくても周囲がそう動く場合もあるから。だからこそ、対立を煽るようなボールを投げてはいけないのである。国民からすればじれったいかもしれないが、皇族は常にそうあるべきなのだ。

 今年の会見では、小室圭さんがニューヨークの弁護士試験に合格したこともあって、秋篠宮さまからは何らかの発言があるのではないかといわれていたが、結果的に余計なことは一切おっしゃらなかった。周囲は「やはり殿下は殿下なんだと安堵した」そうである。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…