著者のコラム一覧
髙橋裕樹弁護士

「すべては依頼者の笑顔のために」がモットー。3000件を超す法律相談実績を持ち、相続や離婚といった身近な法律問題から刑事事件、企業法務まで何でもこなすオールマイティーな“戦う弁護士”。裁判員裁判4連続無罪の偉業を成し遂げた実績を持つ。アトム市川船橋法律事務所。

旭川地裁では判決に「生ぬるい!」と叫び傍聴者が乱入…法廷内トラブルは意外にもよくある

公開日: 更新日:

 先日、旭川地方裁判所で行われた殺人事件の裁判員裁判において、被告人の女性に懲役27年の判決が言い渡されましたが、その直後、傍聴していた男が法廷内に乱入する事件が発生しました。

 判決が言い渡された直後、突然1人の男性が「生ぬるい! 家族が報われないだろうが」などと叫びながら傍聴席の柵を越え、裁判官の方に向かおうとしたところを職員に取り押さえられ、建造物侵入罪の容疑で現行犯逮捕されました。なお、その際に、裁判員のうち1人が手足に軽いけがを負ったようです。

 その男性は「判決に納得がいかず、抗議するために法廷に入った」として、容疑を認めているとのことです。

 今回、乱入した男性が建造物侵入罪の容疑で逮捕される事態にまで発展しましたが、大小問わず、法廷内でのトラブルは時折起こります。例えば、被害者やその親族・遺族らが被告人に詰め寄る、傍聴人同士で会話をする、傍聴人が居眠りしているなど……こういった行為に対する対応は、通常は裁判長に委ねられています。これを「法廷警察権」といいます。裁判長の裁量によって、傍聴人を注意したり、場合によっては退廷を命じたりすることによって、法廷内の秩序と安全を維持しているのです。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  2. 2

    中丸雄一「アパ密会」から2年で“冠番組”…禊は済んでも「元のポジション」には戻れないワケ

  3. 3

    伝説の『アメリカ横断ウルトラクイズ』来年復活へ 番組を取り巻く環境の激変で日テレに突きつけられた課題

  4. 4

    甲子園史上最速156キロ横浜・織田翔希にNPBスカウト早くも白旗 「直メジャー」なら契約金5億円も

  5. 5

    不倫問題の西武・源田壮亮に同情が集まる意外なワケ…妻・衛藤美彩の“幸せアピール”に疲れ果てた?

  1. 6

    皇族費増額の彬子女王、ブータン訪問にまた波紋…同行・伊藤穰一氏とエプスタインの“過去”

  2. 7

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 8

    「VIVANT」は観光客を呼べる! ロケ地巡りビジネスが大繁盛

  4. 9

    佐藤輝明の「メジャー移籍強行突破」に現実味…“阪神残留説”も「折れるつもりはない」の声

  5. 10

    京都・向日市、府内初の130メートル級、ゆがんだ建設計画に立ち向かう辣腕弁護士