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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

「勉級不足」からガムシャラな日々で手にした柿澤勇人の確固たる自信

公開日: 更新日:

「授業の合間の10分休みとかに廊下に出て、『ハクナ・マタタ』を歌ってた」
 (柿澤勇人/テレビ朝日系「徹子の部屋」6月26日放送)

  ◇  ◇  ◇

 曽祖父と祖父が人間国宝という家に生まれた俳優の柿澤勇人(38)は、子どもの頃からサッカーに熱中していた。それに加えて、祖父たちを間近で見て「普通の仕事」ではないと畏怖の念があったため、芸能の仕事には興味がなかった。だが、ちょうどプロのサッカー選手の夢を諦めた頃に課外授業で見た劇団四季の「ライオンキング」に心を奪われた。終演直後に担任教師に「ここは、どうやったら入れますか?」と尋ねたという。

 その頃いかに夢中だったかを回想した一言が今週の言葉だ。教師や親に反対されても「僕これやります、多分できると思う」と“根拠のない自信”だけがあったのだ。

 実際、「1回オーディション受けてダメだったらやめよう」(ほぼ日「ほぼ日刊イトイ新聞」2023年8月14日)と決意して受けた劇団四季のオーディションに見事一発合格。研究生となると、異例の早さで主演も経験し、念願だった「ライオンキング」にも出演を果たした。

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