小泉今日子もおすすめ! 懐かしの名作がデジタルで蘇る「午前十時の映画祭」

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主婦やリタイア組にちょうどいい時間

 ところが、徐々に放送が減っていき、洋画の人気も低迷。

 そこで、この映画祭が誕生したのだが、映画館もフィルムからデジタルに移行し、昔の作品を上映するのも一苦労だという。

「今はどこもデジタル映写機なので、昔のフィルム映写機は置いていないんですよね。2010年から3年間は、映画祭のためにフィルム映写機を置いてもらうように頼んだりしました。また、映画会社との権利のやりとりや、映画館とのやりとりもあります。午前10時にしたのも、10時だと比較的すいていて、旧作もかけやすいと思ったからですが、現在、新作の話題作の上映回数が多くなって、なかなか午前10時というのも難しくなり、『午前中の上映』だけお願いして、あとは各劇場に時間はお任せしています。お客さんからは、『なぜ10時からじゃないのか』って言われますね」 映画祭の特別選定委員を務める小泉今日子さんも「子供と夫を送り出した主婦のみなさんや、定年後の時間を持て余している方々や、年齢のせいか、最近早起き体質になってしまった私などが暇をつぶすのにちょうどいい時間帯」と後押ししている。

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