81歳ボブ・ディラン1時間40分の熱唱で証明した「生涯現役」 日本ツアーを展開中

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「彼がやりたい芸術の完成形を見せた」

 そう、ボブ・ディラン研究家の菅野ヘッケルさんは評したという。初来日から実に45年、米シンガー・ソングライターのボブ・ディラン(81)が日本ツアーを展開中だ。

 2020年のアルバム「ラフ&ロウディ・ウェイズ」をひっさげてのツアーで、初日の大阪・フェスティバルホールではピアノの前から離れず、約1時間40分にわたり、休みなしで17曲を熱唱、会場のファンを沸かせたというから凄い。構成作家のチャッピー加藤氏はこう言う。

「今回のアルバムに『キーウェスト』という曲があり、ツアーのセットリストにも入っているのですが、長さが10分くらいあるんです。歌詞がまた深くて、聴かせる曲なのですが、それをステージで演ってしまう。ただでさえ体力のいる、とても81歳とは思えないセットリストでいて、さらにそんな長い力作まで入れる。これだけで、ディランが過去形のスターなんかではなく、現役の、新作をつくり続けるシンガーであることがお分かりになるのではないでしょうか」

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