岩田明子氏“バラエティーにも強い識者”狙いの吉凶…民放各局は脱・三浦瑠麗シフトだが

公開日: 更新日:

 ただ、岩田氏が意気込むバラエティー番組や旅番組、音楽番組への出演が必ずしもスムーズに運ぶとは限らない。

NHKを辞めてタレントに転向し、民放デビューというのはアナウンサーでもよくある話ですが、気がついたらあまりテレビで見なくなったという例も多い。“マロ”の愛称で人気だった元NHKアナの登坂淳一さんもホリプロ入りして、一時期は各局の垣根を越えて度々出演していましたが、ご自身のスキャンダルもあって最近はあまり見なくなりました。裾野を広げたい気持ちはわかるのですが、中途半端に手を伸ばしても、視聴者からの評価が下がるリスクがある。自分に求められている役割に徹した方が長く生き残れるのではないでしょうか」(民放情報番組スタッフ)

 岩田氏は歌舞伎、時代劇、Jポップ、AKB48のファンであることも公言しているが、一般ファンと同レベルの「好き」では、誰かが得するような仕事にはなり得ないだろう。岩田氏のやる気が空回りすることにならなければいいが……。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    公明票消失で自民衆院「東京選挙区」が全滅危機…「萩生田だけは勘弁ならねぇ」の遺恨消えず

  4. 4

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  5. 5

    「自維連立政権」爆誕へ吉村代表は前のめりも、早くも漂う崩壊の兆し…進次郎推しから“宗旨変え”

  1. 6

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 7

    国民民主党・玉木代表「維新連立入り」観測に焦りまくり…“男の嫉妬”が見苦しすぎる

  3. 8

    自民「聞いてないよォ」、国民・玉木氏「どうぞどうぞ」…首相指名の行方はダチョウ倶楽部のコント芸の様相

  4. 9

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  5. 10

    「ガルベスと牛乳で仲直りしよう」…大豊泰昭さんの提案を断固拒否してそれっきり