著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

性加害報道に滝沢秀明の新事務所設立…激動のジャニーズ事務所がアイドル志願者に与える影響

公開日: 更新日:

 放送1週間後には草彅・稲垣がABEMAで番組を見た感想を「よかったよ」とコメント。長きにわたり苦楽を共にした仲間。ごく自然な感情だろう。

 対外的な対応でもジャニーズ事務所に耳目が集まる。英国BBCの故・ジャニー喜多川氏の「性加害」報道によるところが大きい。最近はクライアントに対してジャニーズは「私たちは本件につき、問題がなかったなどと考えているわけではございません」と文書を送ったといわれ所属タレントについても社内調査をすると報じられている。

 調査結果が出る前に、一連の報道でダメージを受けたのが事務所の体質。真っ先に影響されそうなのがアイドル志望者たちだ。

「これまでアイドル志望者はジャニーズと決まっていた。他に選択肢もなかったが、退所者が続出する事務所事情も含め、今後は志望者も事務所を慎重に選ぶ時代になるのでは」(芸能関係者)

滝沢秀明の新事務所も選択肢に

 期せずして退所した滝沢秀明が3月に新事務所「TOBE」を設立。「新しい世界を舞台に活躍する、次の才能を探しています」と広く新人を募集。退所組の山下智久や、5月2日で退所した元V6三宅健らも合流するのではないかともいわれている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」