小栗旬が事務所社長就任“プレーイングマネジャー”への期待と試練…かつては裕次郎や勝新も

公開日: 更新日:

 日本の芸能界でも二刀流が旋風を起こすか。俳優・小栗旬(40)が、所属事務所トライストーン・エンタテイメントの社長就任と報じられた。取締役会の承認を経て、この夏にも俳優と管理職を兼ねたプレーイングマネジャーが誕生する。

「俳優の竹内力、ミュージシャンの西川貴教ら、二刀流はすでにいて、うまく回していますよ。演技の才能とマネジメントの能力は別物ですけど、どこかつながっているところもあり、その両方で力を発揮する人はいる。そういえば、あの石原裕次郎さんもそうでしたね」(芸能プロデューサー)

 日本の芸能界とりわけ映画界は俳優の気持ちも分からず、分かろうともせず、カネ勘定ばかりで搾取するような裏方上がりが牛耳ってきたところもあるという。

「その分、どちらにも通じている者が『組』を引っ張るのは良いことと歓迎される。小栗のような者が出てくると反発を買ったり、『この若造が何を偉そうに』などと叩かれてきましたが、もうそういう村社会のような風潮はやめるべき。滝沢秀明氏がジャニーズを出て、自分でやり始めたように、どんどん新しい潮流をつくっていくべきですよ」と続けた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    大谷騒動は「ウソつき水原一平におんぶに抱っこ」の自業自得…単なる元通訳の不祥事では済まされない

    大谷騒動は「ウソつき水原一平におんぶに抱っこ」の自業自得…単なる元通訳の不祥事では済まされない

  2. 2
    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

  3. 3
    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

  4. 4
    中学校勤務の女性支援員がオキニ生徒と“不適切な車内プレー”…自ら学校長に申告の仰天ア然

    中学校勤務の女性支援員がオキニ生徒と“不適切な車内プレー”…自ら学校長に申告の仰天ア然

  5. 5
    初場所は照ノ富士、3月場所は尊富士 勢い増す伊勢ケ浜部屋勢を支える「地盤」と「稽古」

    初場所は照ノ富士、3月場所は尊富士 勢い増す伊勢ケ浜部屋勢を支える「地盤」と「稽古」

  1. 6
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  3. 8
    「チーム大谷」は機能不全だった…米メディア指摘「仰天すべき無能さ」がド正論すぎるワケ

    「チーム大谷」は機能不全だった…米メディア指摘「仰天すべき無能さ」がド正論すぎるワケ

  4. 9
    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

  5. 10
    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”