ジュリー社長が「守らなければならないもの」とは? 創業者の“負の遺産”の上に築かれた栄華

公開日: 更新日:

「一体いつ、どこで発表するというのか」

 そんな憤怒の声がマスコミや関係者からも上がった。創業者の故ジャニー喜多川氏による性加害をめぐり、きちんとした対応を求めたファンら有志に対し、ジャニーズ事務所は書面でこう回答したそうだ。

「事務所の見解及び対応について、今週末公式にお伝えさせていただきます」

 それは13日深夜に東京新聞がウェブ版で「社長が14日午後にも、自身の見解を示す動画を配信する」と伝え色めき立った。

■午後9時に公式サイトで発表

「結果として、ジャニーズ事務所とマスコミのいびつな関係が浮き彫りになりましたね。見解を発表といっても、事務所が公に広報したわけでもなければ、そもそも何時に、どこからの発表なのかも分からずじまい。スポーツ紙などには事前に午後9時解禁で情報が流れていましたが、こうした動向はファンも世間もみていますから、企業としてどうなのか。パートナーとして仕事をしているスポンサーや代理店は良しとしているのかと、疑問の声が上がりはじめました」(民放ディレクター)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」