C・ロナウド散る…「明らかに運動量が落ちていた」 ポルトガルはスペインに惜敗でW杯16強止まり
サッカー北中米W杯、決勝トーナメント(T)2回戦屈指の好カードは「無敵艦隊」に軍配が上がった。
日本時間7日、スペイン(FIFAランク2位)がポルトガル(同5位)と対戦。
後半アディショナルタイム1分、FKを素早くリスタートしFWメリノ(30=アーセナル)が左足で劇的な決勝弾を蹴り込み、優勝した2010年大会以来、4大会ぶりの8強進出を決めた。
これで国際Aマッチの連続無敗記録を35試合(26勝9分け)に伸ばした。
一方、隣国のライバルにとっては悔しい敗退となった。
今大会4戦3得点のポルトガルFW、C・ロナウド(41=アルナスル)は前半12分、ショートカウンターから強烈な右足シュートを放つも、スペインGKシモン(ビルバオ)に阻まれた。結局、シュート3本で終戦。今大会では史上初となる6大会連続得点をマークするなど3ゴールを挙げたが、スペイン戦の前日会見で「これが最後のW杯になるだろう。思い切り楽しみたい」と語っていた。
元ワールドサッカーグラフィック編集長の中山淳氏がこう言う。
「スペインはしたたかでした。延長戦を見据えてリスクは負わず、一瞬のスキを見逃さずに後半の最終盤に1点を取って勝ち切った。FWヤマル(バルセロナ)らの攻撃力がクローズアップされますが、前回大会からW杯史上初の6試合連続無失点の記録を打ち立てた堅守こそがスペインの強み。対するポルトガルのマルティネス監督は、ロナウドをフル出場させたことで、決勝T1回戦のクロアチア戦で決勝ゴールを決めたFWゴンサロ・ラモス(パリSG)をピッチに送り出せなかった。自国の英雄に有終の美を飾らせたかったのかもしれないが、ロナウドの運動量は明らかに落ちていました」
試合後、涙を流しながら大歓声に応えたスーパースターが、静かにW杯を去った。


















