セクハラ被害告発したDJ SODAさんに責任すり替えし“口撃”続けるネット投稿の矛盾と支離滅裂

公開日: 更新日:

■服装の次に“口撃”対象とされたのは…

 分からないのは、それでもいまだにネット上では《何を着ているかではなく、フェスやライブで興奮状態の客席にステージ降りて近づいたこと。わざわざ脚立にあがって胸を突き出すようにしたことが間違いだった》《自分から観客に近づいて密着したことが問題》《プロとしての危機管理能力がなかった》……などと、問題を「DJ SODA」さん側の責任にすり替えようとする声がみられることだ。

 著名人が近くに来たからといって、好き勝手に肌に触れていいわけがなく、まして犯罪行為に及んでいいはずがない。

 この理屈でいえば、今年4月の選挙応援演説中に聴衆から爆発物を投げ込まれた岸田文雄首相(66)の事件だって、「岸田さんが聴衆に近づき過ぎたのが悪い」「岸田さんの危機管理能力がなかった」となってしまう。

 一部の人はどうしても「DJ SODA」さんを“口撃”したいようだが、いずれも支離滅裂としかいいようがない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」