三浦翔平の繊細“オネエ演技”が秀逸 テレ東「やわ男とカタ子」は日テレ「向井くん」とハシゴ見で

公開日: 更新日:

 ネット上では《原作の再現率が高くて楽しい》《三浦翔平さんのオネエ演技がクドすぎず自然なところがいい》《なんとなく見たらハマってしまい、次週が楽しみ》など、おおむね好評のようで、テレビコラムニストの亀井徳明氏も「どこかクセになりそうな魅力がある」と、こう続ける。

「とにかく『やわ男』の三浦さんがいい。『M 愛すべき人がいて』(2020年テレビ朝日)や『あのときキスしておけば』(21年テレ朝)などで極端な役柄を演じてきた三浦さんですが、それよりさらに繊細に発声や目線、口角、手指など細かい部分を微調整して、中途半端にやるとコントになってしまいそうなオネエキャラを、ドラマの本筋を邪魔しないように表現できている。だからこそ『カタ子』の松井さんも、その友人『モジョ丸』の筧美和子さんのキャラも、味わい深く入ってくると思うんです」

 現在放送中の「こっち向いてよ向井くん」(日本テレビ=水曜夜10時)は赤楚衛二(29)が演じる“こじらせアラサー男子の向井くん”の恋愛感覚を、波瑠(32)が演じる“坂井戸さん”がズバッと切るのだが、「やわカタ」はその男女逆バージョンともいえそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」