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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

ジャニーズ会見に抱いた違和感…退所者から性加害が「噂レベル」とは聞いたことがない

公開日: 更新日:

■「去る者はつくらない」

「来る者は拒まず、去る者は追わず」という言葉はジャニーズの場合、「去る者はつくらない」とまことしやかに伝えられている。ファンなくしてアイドルは成り立たない。なによりもファン獲得が最優先。ファンがいればドラマやCMに起用され俳優、タレントとしての道も開ける。メディアもしかり。女性誌やテレビ誌の表紙を見れば、ジャニーズのタレントの顔が並ぶ。昔の明星や平凡のような芸能誌ではない。「中身ではなく、〇〇君が出ているから買う」とファンが買う。ひとりでも多くのファンを獲得し、ひとりでも去る人を減らすこともアイドルの大事なお仕事。

「変える、変えない」の社名問題もファンの意向が大きな比重を占める。すべてファンファーストにしてきたこともそろそろ一考する時期が来ている。どうする東山!

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