ジャニーズ“メディア圧力のキーマン”白波瀬傑氏はどこに…記者陣が自宅に直撃取材も応じず

公開日: 更新日:

歴代ジャニーズ担当は…

 ジャニー氏の「鬼畜の所業」も、長く間近にいた事務所幹部、内部の関係者として証言を求める声も少なくない。だが、これまでジャニーズに屈し、忖度してきたジャニ担たちの動きは鈍い。芸能界のスキャンダルでは最前線取材をしてきたワイドショーも煮え切らない。

「例えば、テレビの制作発表などでジャニ担たちは、『しーさん』と呼んで白波瀬氏にごまをすり、ご機嫌取りをしていました。彼らは忖度どころか、率先してジャニーズのタレントを売り出していた。テレビでも新聞・雑誌でも、ジャニ担であることで社内での確固としたポジションがあり、ジャニーズの威光をかさに他のセクションに口を出したりできたんです。それで得意になっていたので、今さら大っぴらに批判できないのでしょう」(某放送作家)

 白波瀬氏は、そんなジャニ担たちの動きを絶えずチェック。あの手この手でコントロールしていたとされる。

「圧力などと報じられていますが、キャスティングに直接タッチしてくるわけじゃないんです。『それは、お宅たちが決めることですから』と突き放したような言い方をする。そのあたり、一線は引いていたのでしょう。ただし、常に目は光らせていた。そして、気に入らないことがあると『ウチは引き揚げさせてもらいますから』とやるんです。その番組や企画のみならず、すべてタレントを引っ込めるという。まあ、脅しですね」(民放関係者)

 10月2日に社名変更を含む今後の会社運営について報告をするというジャニーズ事務所。会見が開かれるとしても白波瀬氏が出席する可能性は高くないだろう。だが、ジャニーズの広報として、見聞きし、付き合ってきたマスコミ関係者、とくにジャニ担がどういうことをしてきたのか白波瀬氏が明らかにするとしたらどうか。これまでおいしい果実をむさぼり食ってきた歴代のジャニ担たちが真っ青になるのは間違いないだろう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党さや候補のホストクラブ投票キャンペーンは、法律的に公選法違反になるのか

  2. 2

    不倫騒動から3カ月…田中圭のポーカー遠征に永野芽郁が同行? Xで検証作業が沸騰する異様

  3. 3

    “ケチ付き昇進”横綱豊昇龍がまた休場…名ばかり横綱だった先輩2人との「いや~な」共通点

  4. 4

    やっぱり撃沈した山尾志桜里氏の今後…“古巣”国民民主を批判も参院東京選挙区では2人当選

  5. 5

    参院選神奈川で猛攻の参政党候補に疑惑を直撃! 警視庁時代に「横領発覚→依願退職→退職金で弁済」か

  1. 6

    新興政党なのに…参院選当選者ゼロの石丸新党「再生の道」はもはや“再生不能”

  2. 7

    君はそれでも参政党に投票するのか…若者たちの“熱狂”が引き寄せる「徴兵制」「治安維持法」

  3. 8

    渡部建のトイレ不倫を「許してない」と発言…妻・佐々木希それでも第2子出産の違和感と本音

  4. 9

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  5. 10

    池上彰氏がテレ東選挙特番からネットにシフト…テレビ報道の限界とYouTuberとしての活路