ルビー・モレノらを発掘した芸能事務所社長・稲川素子さん「彼女は元気、ときどき電話をくれます」

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現在も142カ国、約5200人の外国人が登録

 稲川さん、目がキラキラ輝いているではないか。

 外国人専門芸能事務所「稲川素子事務所」はどうなったのか。

「社員ら4人に動いてもらっています。今も142カ国、約5200人の外国人が登録していますよ。以前は映像の仕事が多かったのですが、それは減ってきたので、これからはイベントに力を入れようと思っています」

 さて、福岡・柳川の旧家出身の稲川さんは、22歳のとき結婚。主婦として家事・育児に専念していたが、佳奈子さんのテレビ出演に付き添ったのを機に、51歳のとき「稲川素子事務所」を設立。ブルーリボン最優秀主演女優賞などを受賞したルビー・モレノらを発掘した。

「ルビーちゃんは元気ですよ。一時はドタキャン騒動などでフィリピンに帰国も、98年に日本へ戻ってきたときは、また快く彼女を受け入れました。ときどき電話をくれて『素子さ~ん、元気~?』って、気遣ってくれます。この3月に公開された映画『宮古島物語ふたたヴィラ』に出演していますよ」

(取材・文=中野裕子) 

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