ジャニタレのTV出演「今度の秋ドラマが最後」の舞台裏…NHKが起用せず明言、民放も右へ倣え

公開日: 更新日:

 秋ドラマがスタートしているが、テレビ各局の担当者たちの表情は一様に硬い。理由は、言うまでもなく「ジャニー喜多川事件」の暗い影だ。

ジャニーズ事務所のタレントが出ているドラマが人気になり、数字(視聴率)を取れば取るほど、『相変わらずジャニーズ頼みか』と言われます。広告スポンサーもジャニタレドラマでCMが目立つと、企業イメージがダウンするのでかえって困る。テレビ局もクライアントも広告代理店も、ひたすら“話題にならないでくれ”と願うという異様なことになっているんです。いつもならドラマの出演者たちは、ワイドショーをハシゴして番組宣伝をするのですが、それも今回はほとんどなしです」(テレビ情報誌編集デスク)

 いったい、この秋にジャニーズ出演のドラマは何本くらいあるのか。東京キー局だけで十数本。とくに、「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」(フジテレビ系)、「マイ・セカンド・アオハル」(TBS系)、「ゼイチョー~『払えない』にはワケがある~」(日本テレビ系)、「家政夫のミタゾノ」(テレビ朝日系)は、二宮和也道枝駿佑菊池風磨松岡昌宏らが主役・準主役で、各局にとってゴールデン・プライム帯に放送する看板ドラマだ。深夜帯では、「単身花日」(テレ朝系)や「君が死ぬまであと100日」(日テレ系)は、ジャニーズWESTやJrなどが複数出演、NHKの「大奥Season2」にも蘭学の学生で出てくる。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・神谷宗幣代表が街頭演説でブチまけた激ヤバ「治安維持法」肯定論

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  4. 4

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    トップ清水賢治社長に代わったフジテレビの“アニメ推し”が目に余る

  2. 7

    参院選和歌山「二階vs世耕」は血みどろの全面戦争に…“ステルス支援”が一転、本人登場で対立激化

  3. 8

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  4. 9

    長嶋茂雄さんの引退試合の日にもらった“約束”のグラブを含めてすべての思い出が宝物です

  5. 10

    遠野なぎこさんは広末涼子より“取り扱い注意”な女優だった…事務所もお手上げだった