「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」の源流は1970年代の「しろうとコメディアン道場」

公開日: 更新日:

関根勤、石橋貴明から続くアマチュアリズム

 前述の「細かすぎて」で審査委員長を担った関根勤は「コメディアン道場」の初代チャンピオンであり、今もフジの特番の顔であるとんねるず石橋貴明は中学3年の時に出場している。

「細かすぎて」は、そのアマチュアリズムを継承しつつ、関根や石橋好みのマニアックなモノマネに絞り、ネタ終わりに奈落に落ちる「落下システム」、その後のコメントで笑わせる一連の流れが画期的だった。

 1980年代初頭の漫才ブームから20年後、競技漫才の大会「M-1グランプリ」が始まったように、素人参加型番組の火種が1990年前後のモノマネブームへと燃え移り、2000年代に入って対照的な「細かすぎて」につながったと感じてならない。

お笑い研究家・鈴木旭)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  4. 4

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  5. 5

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  1. 6

    樹木希林に不倫を暴露された久世光彦

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希またも“自己中発言”で捕手批判? 露呈した「人間性の問題」は制球難より深刻

  3. 8

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  4. 9

    【独自】急死の中山美穂さん“育ての親”が今朝明かしたデビュー秘話…「両親に立派な家を建ててあげたい!」

  5. 10

    柳楽優弥「九条の大罪」23歳新人が大バズり! 配信ドラマに才能流出→地上波テレビの“終わりの始まり”