ラジオで反省の弁も…「次長課長」河本はなぜ許してもらえない

公開日: 更新日:

 お笑いコンビ「次長課長」の河本準一(38)が、ちっとも許してもらえない。母親の生活保護受給問題が発覚したのが昨年4月のこと。翌月に謝罪会見を開いたが、世間の風当たりが強すぎて、テレビ界から干されてしまった。

 その河本が12月13日、先輩芸人の今田耕司のラジオ番組に出演し、仕事量が減ったことや、家族で外食できないなど、肩身の狭い思いをしてきたことなどを明かし、反省の弁を口にした。

 ところが、バッシングされた過去をネタにしたことが、またネット住民の怒りの火に油を注いでしまったのだ。

「<こいつだけは絶対に許さない>などと、散々な書かれようです。不倫離婚の矢口真里にしてもそうですが、最近のネットバッシングは“魔女狩り”さながらで、相手をとことん追い詰めていくのです」(ITライター)

 テレビ局の人間も、わざわざそんなタレントを使おうとは思わない。お笑い芸人は、河本の他にもいっぱいいる。バッシングからのサバイバルは、至難のワザなのだ。

「ひと昔前に淫行で謹慎した東国原英夫も、今なら間違いなく血祭りに上げられていたはずです。ただ、そのまんま東は宮崎県知事になって一発逆転できたし、“羊水発言”で批判を浴びた歌手の倖田來未には、彼女の歌が好きだという熱烈なファンがいた。現実の世界に支持者がどれだけいるかが、生き残りの分かれ目でしょう」(テレビ局関係者)

 河本は、劇場で地道にお笑い芸を磨くほうががいいのかもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」