「当事者の会」40代メンバーの死…旧ジャニーズ“10.9声明”が誹謗中傷を助長させた可能性

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■「ジュリーさん、あなたは何も間違っていない」というネットの声も

 8月29日にジャニーズ事務所が設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」が、調査報告書を公表する記者会見を行った。同調査は今年5月26日から8月29日にまで行われ、被害者及び、ジャニーズ事務所関係者など、41人のヒアリングしたほか、関係資料を精査するなどした。

「調査期間は5月26日からなので、そこに5月に性加害を事務所に電話で訴えた男性の被害が含まれていてもおかしくはない。担当者が放置したから入っていなかった。自殺者が出たことで、調査自体がかなりいい加減だったのではないかという疑惑は持ち上がってます」(芸能ライター)

 男性の訴えは虚しく無視され続けた。そんな中、《ウソをつくな》《金目当てだ》《ジャニーズを潰したのはおまえだ。責任とれ》といった誹謗中傷を受け続けていたという。

 さらに、男性の気持ちを逆なでするかのように、旧ジャニーズ事務所は10月9日夜、「故ジャニー喜多川による性加害に関する一部報道と弊社からのお願いについて」と題した声明を発表。声明では「被害者でない可能性が高い方々が本当の被害者の方々の証言を使って虚偽の話をされているケースが複数あるという情報にも接している」としている。

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