「さよならマエストロ」ありがち設定でも好発進 西島秀俊が田中圭の“天才指揮者”と決定的に違う点

公開日: 更新日:

「さすが西島さんですよね」(ドラマ制作会社関係者)なんて声もある。西島秀俊(52)主演のTBS日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」が14日からスタート。初回の平均視聴率は世帯11.4%、個人7.2%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)と、まずまずの好発進となった。

「前作の鈴木亮平さん主演『下剋上球児』の初回(世帯10.8%、個人6.9%)を上回ってくれただけで十分です。西島さん演じる元天才指揮者の娘役が芦田愛菜さんで、2人とも老若男女に人気の高好感度俳優ですし、初共演という話題性もある。今後に期待ですね」(前出のドラマ制作会社関係者)

 番組HPによると、同作は《天才指揮者だったが “ある事件”で家族も音楽も失った父親と そんな父を拒絶し音楽を嫌う娘が、地方オーケストラを通して失った情熱を取り戻し、親子の絆と人生を再生させていくとびきりアパッシオナート(情熱的)なヒューマンドラマ!》だ。

 もっとも、「落ち目のオーケストラを舞台に再生をテーマにしたドラマや映画は、これまで何度か作られてきました。ぶっちゃけ《ありがち》でしょう。近いところで言えば、昨年1月期の門脇麦さん主演『リバーサルオーケストラ』(日本テレビ系)もそうです」(テレビ誌ライター)なんて指摘もある。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった