TBS「Eye Love You」成功のカギは中川大志? 乱立するファンタジー系ドラマの中“最強の当て馬王子”がスパイスに

公開日: 更新日:

 二階堂ふみ(29)主演の「Eye Love You」(TBS=火曜夜10時)が23日に、阿部サダヲ(53)主演の「不適切にもほどがある!」(TBS=金曜夜10時)が26日にスタートし、今期のGP帯連続ドラマが出揃う。

「Eye Love You」は《心の声が聞こえる“テレパス”を持つ主人公が超ストレートな年下の韓国人男性と恋に落ちる!もどかしくも明るいファンタジック・ラブストーリー》(公式HPより)。二階堂の相手を務めるのは韓国のライジングスター俳優チェ・ジョンヒョプ(30)で、韓国人俳優をヒロインの相手役に迎えるのは《民放GP帯の連ドラ史上初》というのも売りらしいが……。

フジテレビ月9の『君が心をくれたから』も、永野芽郁さんと山田裕貴さんのカップルに霊界からの案内人が試練を与える“ファンタジック・ラブストーリー”。恋愛ドラマやラブコメを得意とするTBS火曜ドラマ、昨年から久々に恋愛路線を復活させたフジ月9が、共にファンタジー要素を入れてきたのは興味深いですね」(テレビ誌ライター)

 フジは水10の福田麻貴(35=3時のヒロイン)主演「婚活1000本ノック」で幽霊が出てくるし、TBS金10の「不適切にも」はタイムスリップものだし、今期は“非現実的”なものを扱った作品が目立つ。これも全体的に視聴率が低下している中、世帯視聴率よりもコアターゲットの支持を重視した番組作りを模索している表れか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  2. 2

    ヘイトスピーチの見本市と化した参院選の異様…横行する排外主義にアムネスティが警鐘

  3. 3

    国民民主党「新人都議」に渦巻く“スピリチュアル疑惑”…またも露呈した候補者選定のユルユルぶり

  4. 4

    巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    高橋真麻がフジ港浩一前社長、大多亮元専務を擁護の赤っ恥…容姿端麗な女性集めた“港会”の実態知らず?

  2. 7

    参院選「自民裏金議員15人」で当確5人だけの衝撃情勢…比例は組織票があっても狭き門

  3. 8

    ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「ケツ拭き要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪

  4. 9

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  5. 10

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?