NHK夜ドラ「VRおじさんの初恋」でさすがの演技 野間口徹はバイプレーヤーから堂々の主役級に

公開日: 更新日:

「現実の直樹はコミュニケーションが得意ではない、暗めのオジサン。それが家に帰れば上下グレーのスエット姿でバーチャルに没頭。アバターが走る時には、現実の直樹もその場で走るのですが、大きなゴーグルをつけて息を切らしながら走る直樹の姿はちょっとこっけいでもあり、どこかもの悲しさもあり……現実世界の直樹を演じる野間口さんの悲哀ある演技はさすがのひと言です」と、ドラマウォッチャーで芸能ライターの山下真夏氏は、さらにこう続ける。

「野間口さんは冴えない普通のオジサンから狂気を感じさせる怖い男まで、どんなキャラでもハマる。特にここ数年、多くのドラマに引っ張りだこではありますが、どんな役であっても印象が強く、《もっと野間口さんの演技が見たい!》《出番を増やして》と思わせる役者さんですよね。『VRおじさんの初恋』は主演ですから、繊細な野間口さんの演技がたっぷり楽しめる。あっと言う間の15分間です」

 ネット上にも《現在リアタイするほど気に入っています》《この世界観、面白い》《ナイスキャスティング!》などなどエールを送る声も少なくない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」