NHK夜ドラ「VRおじさんの初恋」でさすがの演技 野間口徹はバイプレーヤーから堂々の主役級に

公開日: 更新日:

 一方、アバターのナオキを演じる倉沢杏菜の演技にも注目が集まっている。倉沢は2021年から22年にかけて開催された「レプロ30周年主役オーディション」で約5000人の応募者の中から見事合格した、期待の新人。演技初心者ながら「VRおじさん」では、直樹のアバターという難役に挑んでいる。

「直樹のアバターなわけですから、見た目は女子高生でもセリフを喋る際には直樹を、つまり野間口さんの口調と似通うように意識しなければならない。撮影にあたっては、野間口さんが先に自分のセリフを読み、その後、倉沢さんに同じセリフを読んでもらい、丁寧につきっ切りで指導したそうです。そのかいあってか、性別も年齢もまるで異なるのに、だんだんナオキが直樹に見えてくるから不思議なんですよね」(テレビ誌ライター)

 作り込まれた仮想現実の世界も美しく、視聴者からも《きれいで癒やされる》と好評だ。仮想現実でナオキが好きになるホナミを演じる井桁弘恵(27)の“コスプレ姿”にも注目が集まっているが、主演として画面中央で輝きを見せる野間口の演技、しっかり見ておきたい。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」