橋幸夫「引退」から1年で「生涯現役宣言」 80歳の気概と加山雄三ら他アーティストへの波及期待

公開日: 更新日:

 橋幸夫(80)の生涯現役宣言に、会見場が沸いた。63年にわたる歌手生活から引退した昨年5月から1年弱、「亡くなる時が引退かと思う。もう私はやめません!」と誓ったのである。

 復帰決断を後押ししたのが、ファンからの声。引退後、「勝手に引退して、私たちはどうすればいいの」「これでは死ねというのと一緒」「もう一度、歌を聴きたい」といった熱烈なメッセージが寄せられたそうで、「多くのおしかりの言葉をいただき、引退したのは軽率だったと後悔するようになった。声が出る限り、歌い続けるつもりです」などと語った。

 今月26日、大宮ソニックシティでの「橋幸夫フィルムコンサート&トークショー」が復帰コンサートとなるという。

「芸能人に定年はなく、需要があれば、死ぬまで活動を続けられる一方、需要がなくなれば、活動したくても、続けられない。また、なによりも健康あってのもの。橋さんは幸せですよ」(女性誌芸能デスク)

 人生100年時代、生涯現役はシニア世代の憧れ。好きな仕事でそれを実現しようという橋には「元気をもらった」「よおし、自分も」という声が上がっているらしい。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁