永野芽郁と佐藤健が「半分、青い。」以来の共演…他作品でも共演者が同じになるのはナゼ?識者に聞いた

公開日: 更新日:

働き方改革や予算縮小、稽古やリハーサル時間も節約したい

 ドラマに詳しいライターの木俣冬氏は、キャスティングの決定打については単なる偶然の場合もあるとしながらも、こう言う。

「共演経験があり気心が知れていると、芝居がしやすいことは確かでしょう。初対面だとまず相手を知ることから始めなくてはならず、その関係性がおのずと空気感で出てしまいます。今の時代、働き方改革や予算縮小など、稽古やリハーサルにかける時間も節約したいでしょうから、おのずと共演経験者を集めてしまうことが増えているように感じます」

 とかく製作費が削られがちとされる昨今の芸能界の裏事情も透けて見えるというわけだ。併せて木俣氏は、その良し悪しについても語る。

「実際、俳優2人の相性が良ければ芝居はいいものになるし、視聴者も嬉しく、話題性にもなり、いいことづくめです。その反面、パターン化してしまう、物語より俳優優先になってしまう、新しい俳優のチャンスが減る、などの問題点もあります」

 最後に木俣氏は「らんまん」と「ゴジラ-1.0」の例について、

「推測でしかないですが、どちらかの作品にキャスティングする際、同時期に同じキャストの別作品にすることで相乗効果を狙う戦略だったかも。もちろん、偶然ということもあるでしょうが、事務所も製作側も先々のスケジュールは分かっていると思いますので」

 と、公開のスパンからして、視聴者の反応を見てからのキャスティングでは作品の完成が間に合わないと思われる例についても解説する。

 何やらさまざまな裏事情が絡み合った末の結果もあるようだが、とにかく永野と佐藤の演技に期待しよう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 2

    高額療養費制度があるから医療保険はいらない? 病院の窓口業務を行う筆者が実際に骨折して感じたこと

  3. 3

    高市早苗氏に経歴詐称疑惑…事務所が認めた!「議会立法調査官」は“造語”だった

  4. 4

    高市首相の“恥”行動が海外に飛び火! 英タイムスがG7外交をディスり、英FTは国内財界との没交渉ぶりを暴露

  5. 5

    高市首相は筋金入りの嘘つき! 経歴詐称疑惑で米下院関係者が決定的証言「インターンだった」SNSで猛拡散

  1. 6

    バナナマン日村が体調不良で休養するまでの“暴食・連食デイズ”と妻・神田愛花「お腹いっぱい食べさせる」の献身愛

  2. 7

    「2世タレント」がまた! 俳優の村上虹郎が交際女性への壮絶DVで書類送検…父親は村上淳、母親は歌手UA

  3. 8

    西武選手の希望が木端微塵! 本拠地「完全ドーム化」は事実上不可能…根性頼みで過酷な夏へ

  4. 9

    歌手・小椋佳さん「たばこの煙が悩みを解いてくれた」…82歳の今も週1でコンサート

  5. 10

    『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』オールキャリアを代表する傑作のトリセツに注意セヨ