池谷実悠も9月で…「テレ東」女子アナ早期退社ラッシュの必然 才色兼備、高根の花は今や昔

公開日: 更新日:

 石の上にも三年、などということわざはもはや死語なのかも知れない。局アナ出身の芸能リポーター、平野早苗さんが言う。

「私は、石の上にも三年と思いながら仕事を学んだ世代です。宮崎放送に入って、社会や会社のこと、そのなかに置かれている自分の状況を知るだけでも、それくらいの時間がかかりました。アナウンサーとしてはまず、ニュース原稿をきちんと読めて伝えられなければ、ダメでした」

 そしてこう続ける。

「でも、それはもう昔の話。アナウンサーの採用基準からして毎年違っていたりします。その年にどんなタイプのアナウンサーが求められているかなどで変わり、たとえばそれがバラエティー向きのアナウンサーという年であれば、可愛いとか、天然とか、見た目が重視されますよね。アナウンサーとしての実力は二の次のようにも感じられます」

 採用するテレビ局側にも、長く勤めてもらおうという意識がなくなっているのだろうか。

 そういう事情を、現在の女子アナたちも重々知るところとすれば、早期退職ラッシュも当然の流れのようにもみえる。フリーやタレントだけでなく、最近は一般企業に転職したり、事業を起こす向きも少なくない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった