著者のコラム一覧
ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

「感動」の一言では表現できない…パリ五輪には人生のドラマがある

公開日: 更新日:

 それぞれにドラマがある。もちろん阿部詩選手に負けてきた選手たちにもある。それらがぶつかり、かつて見たこともないような光景が広がる。感動と一言では表現できない。人生のドラマ。

 同日にはスケートボード女子で14歳吉沢恋と15歳赤間凛音の日本の女の子が金銀ダブル獲得した。いかにも軽やかに淡々とこなしているようで彼女たちも何百回いや何万回もコンクリートに叩きつけられている。そしてもう一人、メダルが取れなかった中山選手にもドラマがあっただろう。

 さらに同日、女子サッカー。スペインに負け、後がない日本。相手はブラジル。後半まで0-0で突破口が開かない。均衡を破りブラジルがシュートを決める。ああもうこのまま終わるかと思いきや、五輪6回出場の38歳“英雄”マルタ選手がベンチに下がると、アディショナルタイムに日本はPKを獲得。これをベテラン熊谷が冷静に決め同点。さらに初出場で交代したばかりの谷川選手があまりにも見事な30メートルのミドルシュートを決め、奇跡の大逆転劇。ベンチのマルタ選手が頭を抱え崩れ落ちた。

 マルタ選手にもドラマがある。前半格好のチャンスにシュートを外し、PKを失敗した田中選手のメンタルが心配されるが、彼女にもきっとすごいドラマがある。  

 脚光と挫折、歓喜と絶望。感動というより、何か胸の奥を熱いものでかき乱されたような一日であった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網