著者のコラム一覧
ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

「感動」の一言では表現できない…パリ五輪には人生のドラマがある

公開日: 更新日:

 久々に五輪を見ている。3年前はこのコラムでも東京の金まみれ欲まみれの五輪開催に反対していた。選手に罪はない。それはわかっている。しかしそれを隠れみのにして、結果大きな収賄スキャンダルが起きていた。

 そんなこんなで東京五輪は一切見なかった。本来なら寝不足になるぐらい、選手たちの数々のドラマを見るのが常だったのに。

 今回のパリ五輪も問題は多々あるのだろう。映像にIOCのバッハが映るだけで少し嫌な気持ちになった。

 しかし開催国の問題は多少目をつぶり、今回は競技を楽しむことに。

 いきなりの慟哭であった。

 きょうだいでの金メダル連覇が確実と思われた阿部詩選手がまさかの2回戦で敗退したのである。ポカンと空を見つめる詩選手。柔道家としてかろうじて礼はするもののコーチの胸で崩れ落ちた。人間があんな声で泣くのは見たことがない。

 仏は柔道大国だ。競技人口は日本の4倍。柔道を知る観客は詩選手の思いに寄り添った。巻き起こるUTAコール。次の選手たちも彼女の退出をじっと待った。勝ったケルディヨロワ選手は喜びを抑えた。結果的に彼女が金を取った。その時に初めて表情を崩した。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網