著者のコラム一覧
ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

今年の夏は観劇三昧…新宿・花園神社で39年続いてきた「椿組」野外劇終了に感慨ひとしお

公開日: 更新日:

 さて、私の全収入の大半は舞台からであり、出演か演出かまたその両方か。のべつやって年6、7本。大劇場もあれば小劇場もあるから、本数は多くても実入りはテレビに比べりゃ大したことはない。

 ところがこの夏はその連続がぽっかりあいてしまった。日頃忙しくてなかなか知り合いの芝居を見られないので、時間があくと観劇三昧ということになる。収入はないのに芝居ばかり見て、今はすっかり観劇貧乏だ。

 NYLON100℃「江戸時代の思い出」、いや、素晴らしいほどのナンセンス。大倉孝二三宅弘城、今や人気者だらけの劇団の初の時代劇。1ミリも話が進まない3時間。さすがケラ、よく書けるなあ。もちろん笑いはふんだんにあるが、それももう目的じゃない感じ。

 4人ミュージカル「BATS IN THE BELFRY」、予備知識なく見たら全編英語。でも日本オリジナル。セリフの20%もわからなかったが、楽曲もよく感動。若くして死ぬが、残された一人娘を見守るためバンパイアになって生きる母親、池田有希子ちゃんに泣けた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償