24時間テレビSPドラマも“脱ジャニーズ”で問題なし!伊藤淳史「欽ちゃんのスミちゃん」も高視聴率

公開日: 更新日:

「テレビがつまらなくなった理由の1つに、大手事務所との歪な関係性が挙げられます。強いプロダクションに配慮ばかりして、本質を見失っていた。ドラマは内容よりも先に主演が決まり、バラエティーでも出演者ありきの番組が増えていった。旧ジャニーズが勢力を増した2000年代以降、どんどんそうなっていき、視聴者に見抜かれて全体的に視聴率が下がっていった。テレビは内容が面白ければ見られるし、つまらなければ相手にされない。そんな原点に帰るいい機会ですよ」(前出の芸能記者)

 そうは言っても、誰が出ているかで見る人もいるだろう。

「特に旧ジャニーズには熱狂的なファンがいますからね。でも、声の大きな人が叫んでいるだけ。1人が複数のアカウントで書き込んでいる場合もある。昨今のテレビはやたらとSNSの反応を気にしますが、その裏には辟易している人が沢山いると思います。気にしすぎると、番組作りの方向性を間違えてしまう。ドラマは中身さえ良ければ数字を取れるとずっと言われてきましたが、本当にそうだと証明されました。勇気づけられる結果です」(前出の民放関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」