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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

黒島結菜「夏目アラタの結婚」で興収6億円のヒット! 怪演で脱皮に成功「ちむどんヒロイン」の今後

公開日: 更新日:

 今年1月、宮沢氷魚(30)と"入籍という形にこだわらない"事実婚を発表し世間を驚かせ、7月には第一子を出産した黒島結菜(27)。その黒島が出演している『夏目アラタの結婚』(ワーナー・ブラザース)が順調に観客動員数を伸ばしている。6日の公開から3日間の観客動員数は約8万7400人、興行収入は約1億2550万円で、筆者の試算によると最終興収は約6億円前後の高い数字になりそうだ。

 今作の公開前は、朝の連続テレビ小説『ちむどんどん』や検事志望の大学生を演じた『クロサギ』(TBS系)といったピュアな役どころが多かった黒島。これまでから激変した汚れ役を演じることに戸惑うファンも多く、「元々線が細い彼女に、そんな大胆な役どころが務まるのか」と不安視する声も上がっていた。しかし、黒島は見事そんな心配を吹き飛ばしてみせた。3人の男性を殺害し、遺体を切り刻んで遺棄した死刑囚を演じる黒島の怪演を絶賛する声が後を絶たない。これまで黒島がヒロインを務めて成績の良かった映画といえば、2019年12月に公開された『カツベン!』(東映)くらい。それも最終興収が約3億2000万円だから、今作は柳楽優弥(34)の演技に引っ張られた感はあるものの、新たな代表作になったのは間違いないだろう。

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