著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

橋本環奈「おむすび」視聴率“12%台”も"高齢者切り捨て"のNHKには「心配無用」の想定内

公開日: 更新日:

「局上層部からは、これまでのように中高年視聴者ばかりに比重を置かず、若い世代も取り込むことが狙いだという話を聞いてました。橋本さん主演で“平成ギャル””パラパラ”にスポットを当てたのも、実はこんな隠されたテーマがあったのです」(同)

 若年層の取り込みは、今のNHKの歌番組からバラエティー・ドラマ制作全てに共通するテーマだ。来年度の大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の主演に横浜流星(28)、同じく来年前期の朝ドラ『あんぱん』に今田美桜(27)と北村匠海(26)が抜擢されたことをみても明らかである。逆に言えば、ていのいい高齢視聴者層の切り捨てが進行していると言えなくもない。

「高齢視聴者が安心してテレビを観られる朝ドラ枠でギャル語を話す女の子の物語を放送すれば、高齢者が拒否反応を示して離れてしまっても不思議ではありません。ところが初回から2週間近くが経過しても、3~4%強の数字しか落ちていない。これは橋本の好感度がいかに高いかを、逆に世の中に知らしめている結果になっているのではないでしょうか」(テレビ関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    「高市早苗首相」誕生睨み復権狙い…旧安倍派幹部“オレがオレが”の露出増で主導権争いの醜悪

  4. 4

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  5. 5

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  1. 6

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  2. 7

    パナソニックHDが1万人削減へ…営業利益18%増4265億円の黒字でもリストラ急ぐ理由

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が3年連続本塁打王と引き換えに更新しそうな「自己ワースト記録」

  4. 9

    デマと誹謗中傷で混乱続く兵庫県政…記者が斎藤元彦県知事に「職員、県議が萎縮」と異例の訴え

  5. 10

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず